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HOME > インフォメーション一覧 >ウクライナ出土漢代漆器 オランダからウクライナへ」2023年12月2日ウクルインフォルムより
2023.12.9(Sat)
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保存処理を手掛けた、クリミア半島(ウクライナ)出土の漢代漆器が、このほどウクライナ国内へ返却されました。
2010年に保存処理を手掛けました、クリミア半島から出土した"漢代漆器"がこのほどウクライナ国立歴史博物館(キーウ)へ返却されたそうです。 ウクルインフォルム(ウクライナのニュースサイトへ移動します)から発信されました。

ウクライナで出土した後漢時代の漆工品の保存処理を、2010年に行いました。修復後、奈良国立博物館にて、特集展示「修復完成記念 シルクロードを旅した漢代漆器」と題して、2011年1月18日~2011年2月13日に展示公開された後、ウクライナへ無事に返却されました。
ウクライナへ帰ったあと、世界でも例をみない貴重な遺物のひとつということで、クリミアの他の歴史資料と共に巡回展示にまわっていたそうです。
後漢の時代に作られたこの漆器は、シルクロードをたどって遠く彼の地へ渡り、埋葬されました。ところが2000年もの時を経た現代に、さらに遠い日本まで旅することになりました。さらには、ヨーロッパを巡る中で、出土した地へ帰れなくなる事態に巻き込まれ、現在に至ります。
画像と動画中でしたが、修復直後と変わらない姿を見ることができて安心しました。
※現在の公開された様子は、UKRINFORM(ウクルインフォルム)でご覧になれます。
奈良博・特集展示パンフ表紙
「修復完成記念 シルクロードを旅した漢代漆器」2011年1月-2月公開時のパンフレット表紙