
烏木とは、長江流域で約7500~9000年前に埋没したトウダイグサ科に属する天然木です。
(近縁種にはアカギ(沖縄に自生)がいます。)
長い時を経てエイジングされた木肌は黒褐色を呈し、「虎斑」と言われる特徴的な杢目を際立たせます。
化石化した「珪化木」とは異なり、有機質の特徴を残しているため「超古材」あるいは「神代」とも呼ばれる、大変希少性の高い天然木です。

製材する方向や角度によって見え方(表情)が変わる「虎斑」は、人々を魅了してきました。
一つとして同じものは存在しません。
私共はこの自然からの賜物ともいえる「烏木」を、魅力ある製品を創り出す方へ提供しています。
(※板材での提供となります)
唯一無二の杢目をどう活かそうか、と思い巡らせ完成した「モノ」は、手に取る人にとっては魅力的かつ「オンリーワン」のものとなることでしょう。
<製品化の事例>

茶杓 合子

二胡 ウクレレ
普段使いの道具類から一枚板のテーブル製作まで、多種多様な用途で使うことができます。